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J卓「イツモノオペラ」
マスター・シナリオ:ありえすた

8
シリアス度
舞台
剣と魔法の世界。陰謀渦巻くボレアスの都、音楽文化華やかなりし頃…(架空の近世)
むかしむかし
闇の森のある場所で、ケダモノは目の見えぬ少女と出会いました。
娘を守り抜いた母親は、今しがたケモノの餌となってしまいました。
ケダモノが生き残った少女を助けたのは、魂に惹かれたか気まぐれか。
彼女の幼い歌声は、不思議にもあなたの空腹を埋めてくれました。
奇妙な関係のままケダモノは少女と共にあり、少女は美しく育ちます。
ですが闇の森で育った彼女は、やがて人の世に戻ることを望みます。
歌で喜びを伝えること。声で心を繋ぐこと。ちょっぴり自分を見て欲しいこと。
そんな彼女の夢も、膨れ上がった王宮の陰謀に飲み込まれてゆきます。
闇の森よりも暗く昏い人々の森で、彼女は歌い続けられるのでしょうか。
ケダモノオペラRPG
「イツモノオペラ」
はじまりハジマリ
イントロ予言
すべてのケダモノは以下の予言を獲得してください。
〈イントロ予言:彼女は最期まで、いつものオペラを歌い続けました〉
設定
"闇の森"に棲むケダモノ。(1~2匹)
中盤より都が舞台となるため、ある程度社会性を持つ疑似餌があるとよい。
(長期的な滞在が必要と言うわけではなく、必要に応じて場面に登場できればよい)
登場人物
・「アリエッタ」
歌を歌うことが好きな女の子。5歳(遭遇当時)。
都から母親からと共に逃げてきたが、母親は命を落としケダモノに拾われる。
生来ほとんど目が見えないが、そのことに対して本人はあまり悲観的ではない。
タブー:罪なきモノの殺戮
〈タブー予言:彼女は二度と歌えなくなりました〉
地名
・都市「ボレアス」
ボレア大帝国時代から栄える芸術の都。
近年特に歌劇文化が花開き、著名な劇団や楽団が目指す地となった。
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